2023年6月21日(水)11時55分~13時55分放送の日本テレビの「ヒルナンデス!」で当社の調査データが取り上げられました。
ベストセラーになった本をクイズ形式で紹介する「ベストセラークイズ」のコーナーで、今回取り上げられた「超雑談力 人づきあいがラクになる誰とでも信頼関係が築ける」のクイズの中、全国統計として当社サービスの1000人アンケートの調査結果を紹介していただきました。
このクイズの導入部分で「実は近年、ご近所づきあいの必要性を感じる人が増加」というナレーションとともに紹介いただきました。
こちらは全国1,000人のモニター会員を対象にナビット独自にアンケート調査を行ったもので、
「ご近所付き合いは必要だと思いますか?」
という内容のアンケート結果を元に取り上げてご紹介いただきました。
コロナ禍とアフターコロナで変化しているご近所付き合い 2023年版
ご近所付き合いのコツは?
人々の生活がますます忙しくなり、近隣とのつながりが希薄になっている昨今。ご近所付き合いは私たちの生活において重要な役割を果たしています。それは、地域の人々との交流や協力を通じて、より豊かなコミュニティを築くことです。
ご近所付き合いは、人々がお互いに助け合い、支え合う場です。地域のイベントや祭り、地域清掃などの活動に参加することで、地域の一員としての絆を深めることができます。また、緊急時にはお互いに助け合うことができる安心感もあります。
さらに、交流の場でもあります。お互いに顔見知りであれば、挨拶やちょっとした会話が生まれます。これにより、日常のストレスを和らげるだけでなく、孤立感を解消し、心地よい暮らしを実現することができます。
ご近所付き合いの魅力は、多様性と共感です。様々な背景や価値観を持つ人々と接することで、新たな視点や知識を得ることができます。また、地域のニーズや問題に共感し、協力して解決に取り組むことで、地域全体の発展に寄与することができます。
私たちは、互いに繋がり、支え合いながら、より良い地域を築いていくことができます。ご近所付き合いは、この1年でどのように変化したのでしょうか。昨年のアンケートの結果と比較しながら見ていきましょう。
コロナ禍を超えて人付き合いが親密になった
【調査】
ご近所の方をどの程度知っていますか?(対象者:1000人)

ご近所の方の「顔や名前を知っている程度」という方が最も多く36.3%でしたが、昨年(39.0%)からは2.7%下がっています。続いて「家族構成を知っている程度」が21.3%となっており昨年(23.3%)から2%下がっています。「顔や名前を知らない(全く知らない)」が3番目で18.2%となっています。これは昨年とほぼ変わらずです。比率としては一番低いのですが、「家にあげたり仲良くしている程度」という項目が昨年の4.8%→10.8%と2倍以上に増えているのが着目すべきことでしょう。
ご近所と仲良くできる人が増えている
【調査】
ご近所付き合いは得意ですか?(対象者:1000人)

「何ともいえない」が29.3%と一番多く昨年(29.6%)とほぼ変わっていません。続いて「どちらかといえば苦手」が25.0%です。これは昨年(29.1%)から4.1%ダウンしています。「とても苦手」は19.7%で昨年(19.5%)の結果とほぼ変化なしです。このアンケートも「とても得意」という方が1.0%→5.5%と増えているのが印象的です。
ご近所との関わり方の変化
【調査】
どの程度のご近所付き合いがよいと思いますか?(対象者:1000人)

「あいさつをする」が41.7%と一番多くなっていて昨年(463人)より5%ほど少なくなっています。次に「すれ違った時に会釈をする」が31.5%となっており、昨年(17.1%%)と比べ14.4%増加しています。「立ち話をする」が15.8%となっており順位が入れ替わっています。
ご近所付き合いの重要性
【調査】
ご近所付き合いは必要だと思いますか?(対象者:1000人)

「必要だと思う」が54.8%で昨年の49.0%より5.8%増えています。「どちらともいえない」は38.1%で昨年の42.2より4.1%下がっています。ご近所付き合いが「必要だと思わない」も7.1%と昨年8.8%より1.7%下がっていますね。
ご近所付き合いにはモラルが大切
【調査】
ご近所と良好な関係性を保つために、気をつけていることは何ですか?
回答の一部を原文のまま掲載いたします。
「付かず離れず。それなりの距離を保つように心がけています。」
「ゴミ出しのルールを守る、極端に大きな音を出さないように生活する、出会った時には挨拶をする。」
「適度な距離感とお互いマナーを守る。」
今回の自由回答ではモラルやマナーに対する言及が目立ちました。日本の民度の高さがうかがえるアンケートとなりました。挨拶を基本に大きな音を立てない、ゴミ捨て関連などご近所さんに迷惑をかけないというスタンスで日々の生活を送っているようです。
バランス感覚を持ってご近所さんと関わり合う

今回のアンケートではコロナ禍と、その後での内容の変化の大きさに驚きました。 普段は煩わしく感じるご近所付き合いですが、社会が大きく変わると人との付き合い方も大きく変わってくるのでしょう。
日頃から、どのようにご近所と付き合っていけばいいかわからず挨拶程度で済ませている方も多いと思います。日々の会釈を繰り返すだけでは、中々ご近所さんとの距離は縮まりません。ご近所のイベントや活動に積極的に参加し、協力することで、地域のつながりを深めることができます。以下に、参加と協力の具体的なポイントをご紹介します。
- 地域の行事やイベントに参加する: 地域で開催される祭り、お祝い事、地域の集まりなどに積極的に参加しましょう。地域の文化や伝統を体験することで、他の住民との交流の機会が増えます。
- 清掃活動に参加する: 地域の清掃活動に参加することで、地域の福祉や環境保護などに貢献することができます。清掃活動を通じて、他の住民との協力関係を築くことができます。
このような地域イベントのタイミングを有効に活用するとご近所さんとの距離が少し縮まります。ご近所付き合いをするメリットがわからないという方もいらっしゃると思いますが、ご近所付き合いのメリットは多岐にわたります。まず、良好なご近所関係により安心感と安全性が生まれます。信頼関係が築かれることで、不審者の監視や異常な出来事の報告などが行われ、地域全体の安全が確保されます。また、困ったときや緊急の場合には、お互いに助け合うことができます。
情報共有や交流の機会が提供され、地域内での情報格差が解消されます。交流の機会が広がることで、新しい友人や知り合いが増え、社会的なつながりが形成されます。地域全体の連帯感と結束を高め、地域の活性化に貢献できます。子供たちの成長と安全をサポートし、社会性やコミュニケーション能力の育成にも繋がります。これらのメリットを得るためには、お互いに関心を持ち、積極的な協力とコミュニケーションを大切にしましょう。小さな行動から始め、より豊かな地域社会を築き上げましょう。
「1000人アンケート」とは
「1000人アンケート」は、回答モニター付きのアンケートサービスです。回答モニターは主婦を中心とした全国63,400人のうちの1000人がアンケートにお答えします。カード決済のWebサービスですので、24時間365日稼働しており、ビジネスのスピード感を阻害しません。プリセットを使ったアシスト機能で始めての方でも簡単にアンケートが始められます。

1000人アンケートの特長
1.アシスト機能を使って設問を自分で編集
2. 全国63,400人の主婦層(20代~)が最短2日で回答
3. データレポートやテキストマイニングも対応(オプション)
4. カード決済なのでいつでもアンケート実施が可能
1000人アンケート価格表

ナビットの「1000人アンケート」是非ご利用ください!
最後に、今回のメディアページ内で取り上げていただいた1000人アンケートの「コロナ禍とアフターコロナで変化しているご近所付き合い 2023年版」を含め、ご近所付き合いまつわる統計をまとめた記事を当社のデータ活用なうブログで公開しておりますので是非ご覧下さい。
■ データ活用なうブログ
https://www.navit-j.com/media/?p=86694