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以前、ExcelファイルとCSVファイルの違いについてこちらで説明いたしました。
今回は、ExcelでCSV形式のファイルを開く時のコツをお伝えいたします。
■CSVファイルをダブルクリックで開いてしまうと・・・
まず、前回のおさらいもかねて解説です。
CSV形式のファイルはシンプルなテキストファイルで、Excelファイルとは別物です。
ただ見た目は似ており、似ているからといってファイルを直接開いてしまうと、下図のように先頭の必要な0(ゼロ)が消えてしまいます。
このようなミスは「0(ゼロ)落ち」と呼ばれています。
■CSVファイルの開く手順
「0(ゼロ)落ち」をさせないために、下記のような手順を取ります。
※Excel 2010の仕様の解説となります。
①新規のExcelシートを作成し、上のタブ「データ」をクリックします。
②次に、その中の「テキストファイル」をクリックします。
③テキストファイルのインポート画面が開くので、開きたいCSVファイルを選びます。
④右下の「インポート」を選びます。
⑤テキストファイルウィザードという画面が開くので、
「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」
を選びます。
⑥右下の「次へ」をクリックします。
⑦区切り文字の「カンマ」をクリックしてチェックします。
⑧データプレビュー(赤字点線囲い)を見て区切りが正しいことを確認しつつ
右下の「次へ」をクリックします。
⑨データのプレビューの列を、全て選びます。
Shiftキーを押しながらだと選びやすいです。
⑩列のデータ形式の、「文字列」を選びます。
⑩右下の「完了」をクリックします。
⑫シートの左上(A1)が設定されていることを確認します。
⑬下の「OK」をクリックします。
これでCSVファイルがExcelに「0(ゼロ)落ち」せずに表示されます!
ちょっと複雑な手順ですが、順番にそして丁寧に行えば、正しく表示されます。
SOHOのお仕事としては、CSVにふれる機会はあまりないかもしれませんが、
パソコンとデータの知識として、知っておいて損はないですよ!
データを取り扱えるSOHOとして、覚えておきましょう♪